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コラムるべ !!
「書き殴り」や「想い出のバックアップ」のコーナー

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悲劇のドラマー

私は高校、大学でバンドでドラムをやっていました。ドラムって目立たないんですよね。ステージ上ではいつもメンバーの後ろでドンスカやってる訳ですから。それでも色々試行錯誤して目立とうとしましたね。スティック回してみたり、立ち上がって演奏してみたり、ソロで叩いたり、フォームを大きくしてみたり。

いつもなんとか目立とうとしていたドラマーの私も、こんな場面では目立ちたくないって時がありました。

それは高校三年の時に訪れた。吹奏楽部でパーカッションを担当していた私は大会で演奏する為のある曲でドラムを演奏することに。曲の前奏の途中でフレーズこそタムを「デケドン」とやる簡単なモノだったが、入るタイミングが非常に取りずらく、私は練習中ほとんどうまくいかず本番を迎えることになった。

大会本番がやってきた。ライブでさえ緊張した事がない私の心拍数は今まで経験したことの無いくらいにまで達していたと思う。だって、ホントに心臓のドキドキって音が聞こえたもん(笑)。演奏が始まった。全神経を私の入るタイミングに集中。おそらくこの時数十人いる全メンバーが私の「デケドン」に集中していたと思う。なにせ練習でほとんどうまくいってないから。

うわー!こうしてこの文章を書いてても緊張する(笑)。

全メンバーが私の方に集中しているのが手に取るようにわかる。「あぁ、目立ってるけど、目立ちたくない…」。結果はデケドンのドンがリムに当ってしまい「デケカン」になったものの入るタイミングはバッチリで事無きを得た。

演奏終了後はみんなに囲まれ「良かったね!」「さすが!」など声をかけられ、私も汗をぬぐいながらホッと胸をなでおろしました。

ところで、デケドンとデケカンの違い、わかりました?

(2000/07/07)

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