- CYBER ZONE -
コラムるべ !!
「書き殴り」や「想い出のバックアップ」のコーナー

BACK

飼い犬と外ネコの想い出

私がまだ北海道の実家で暮らしていた頃、家の中にネコ二匹と外に犬一匹を飼っていました。名前はネコ二匹が「ミミ」と「トム」、犬が「チャメ」である。かわいいです。完全に親ばかです(笑)。


小学五年生の時に家にやってきた犬のチャメがいつのまにか年齢的に衰弱してきて、以前のような量のエサを食べられなくなっていつも残していました。

いつからか近所の野良猫がやってくるようになりました。どうやらうちの犬が残したエサが目的のようでほぼ毎日現れるようになりました。昔だったら吠えまくっていたうちの犬も追い返す元気も無い様です。

最初は「なんて図々しいネコなんだ!」と思ってたけど、犬が少しずつ衰弱して行くに連れてちょっと状況がが変わってきました。

ある日、天気が良いので洗車しようかなと思い外へ出ると、いつも来る野良猫が昼寝しているうちの犬の横へ来て寄り添うように寝ていたのです。あっけに取られました。その日あたりからその野良猫は外にいる猫「ソト」と呼ばれるようになった。

日が経つに連れて外ネコの「ソト」は犬の散歩にも一緒について来る様になりました。最初は残ったエサが目的だったネコがいつのまにか友達になったようです。エサも一緒に食べるようになって、近所の人も微笑みながら犬とネコの散歩を見ていました。

数ヶ月が過ぎた時、飼い犬「チャメ」は自分の力では動けなくなるまで衰弱していました。季節が冬だったこともあって家の中に入れて安静にさせることに。でも外ネコの「ソト」は毎日やってきて「チャメ」を探すんです…。


「ごめんな、チャメは今動けないんだ…」いつのまにかソトも家族の一員のようになっていて、鳴き声も飼いネコのようにやさいいものになっていました。

チャメは動けなくなってから数週間後に息を引き取りました。外に出て見ると「ソト」は犬小屋に入って丸くなっていました。いつもは玄関が開くと近寄ってくるのにその日は寄って来ません。私はソトに「今までありがとな…」と一言掛けるのが精一杯でした。


あれから何年もの月日が流れましたが、今でも外ネコの「ソト」は実家に来ているようです。

(2000/08/16)

BACK

cyber zone : Produce by Yuuki