cyber zone : Produce by Yuuki
BACK

cyber zone
コラムるべ !!



若奥様 〜まぶしいミニスカート


これは私がゲームショップの店員をしていた頃の話。

朝番のある日、小さな子供を連れた品の良い、それでいてちょっとかわいくて若いお母さんが来店してきました。はっきりいって私のタイプの若奥様(笑)

来店して5分くらい経ってから若奥様が「この子でもできるゲームありますか?」と尋ねてきた。私は喜んで接客した(笑)。そしてスーパーファミコン本体やケーブル類、ソフト数本を購入して帰っていった。

朝番だった私はPM6時に仕事を終えて店内で中学生と対戦格闘ゲームで遊んでいた。夢中で遊んでいると遅番の先輩に「ゆうき君、今朝スーパーファミコン買っていった人から電話なんだけど、テレビへの接続の仕方がわからないんだってさ」と言われ電話に出た。

電話はやはり若奥様からだ。初めてのゲーム機なので良くわからないらしい。う〜ん、機械音痴の女性ってなんかほっとけないしかわいい(笑)。説明してもなかなか理解してもらえず苦労している私を見て先輩がボソッと「取りつけに行ってあげれば?」と言った。

ナイスアイデア!(笑)。

私はもう勤務時間外などと言うことは忘れていた。頭の中はすっかり若奥様のことでいっぱいだ。詳しい住所を聞くとそんなに遠くない。電話を切り、地図とマイ工具を持ってわくわくしながら車を走らせた。

数分後到着。

私はビビッた。そこは大豪邸だった。玄関まで30メートルくらいあり、車数台に庭石まで置いてある。「俺はちゃんとした用事があるんだ、ビビるな」と言い聞かせインターフォンを押した。

「はーい、どちら様?」、「わたくし、先程お電話を頂いたゲームショップ●●のゆうきと申しますけども」、「あっ、わざわざすいませーん(はぁと)」。若奥様が出てきた。

み、ミニスカート!(爆)。

い、いかん、仕事だ、と気持ちを抑え家の中へ。そして「こちらです」と二階への階段を昇り始めた。うっ、ミニスカートが強烈にまぶしい…。正直、下心は少しあった(笑)が、そんなノンキなことを考えていられるのはそこまでだった。

子供部屋を開けた瞬間私は凍りついた。そこには子供の他に、上半身裸でさらしを巻いたタトゥーのある怖いおじさん(これも若い)が一生懸命配線と格闘している光景があったのだ。

「よぉ兄さんワリーな、頼むよ」、おじさんはかなり配線と格闘したらしくイラつきで顔が引きつっている。これで私が配線するのに手間取ったら殺されるかも、と思ったりもした。

私は早速配線に取りかかった。若奥様のかわいい眼差しと子供たちの好奇心の眼差しとおじさんのイラついた眼差しの中で緊張を押さえるのが大変だった。背中に汗が流れるのがわかる。

配線は5分もかからなかった。スイッチオン。画面にはしっかりとゲームが映っていた。子供たちが早速飛びかかってプレイし始める。と同時におじさんは満面の笑顔で「ありがとな!」と2回言った。

ホッとした。けど早く帰りたかった(笑)。

帰り際おじさんが「おい、兄さんに何か持たせてやれ」と若奥様に言った。若奥様は外まで見送りに来てくれて「どうもありがとっ!」、と缶コーヒー3本を手渡してくれた。私は複雑な気持ちで店へ戻った。

その後、その若奥様はたびたび来店したのだが、おじさんと子供も一緒が多かったので残念だった(笑)

(2000/09/15)

BACK

cyber zone : Produce by Yuuki