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ハムスター大脱走!〜オマエが悪い(笑)


コラムNo.15
「キューちゃん」の時と同じペットコーナーの話。

平日は閉店30分前にもなるとお客も少なくなってちょっと暇になる。そんな時は何か適当に仕事を見つけて時間を潰すのだが、そんな時に小学一年くらいの子供がペットコーナーをうろうろしていた。

私の持ち場からはペットコーナーの奥まではちょっと見えにくいのだが、その子供は何回かペットコーナーに出たり入ったりして最後に慌てて走り去って行った。その時私と目が合ったのだが、その子供の表情はいかにも「やばい!」って感じに見て取れた。

いやな予感がしたがちょうど閉店時間になった。私は全レジの締め(全レジの現金を集めて清算する)仕事があったのでそっちに向かった。

締めの仕事が終わって「さぁ帰ろう」と思い歩いていると、お米販売コーナーからなにやら小さな物体が「テケテケーッ」と動いているのが見えた。

ん?ネズミ?

米を荒らされては大変だと思い私は急いで駆け寄った。するとそこにはただのネズミではなくペットショップで良く見たハムスターがちょこまかと走っている光景があった。

「え、なんで?」そう思った瞬間、閉店直前に見た子供の事が脳裏に甦ってきた。私はなんとかハムスターを捕まえてペットコーナーのハムスターのカゴに戻した。

「くそ、あのガキがフタを開けたんだな!」とブツブツ言いながら社員口付近の家具コーナーを歩いていると、またもやハムスターが現れた!うそだろ、おい…。

再びハムスターを捕まえてカゴに戻したが、もしかしたらまだ逃げた奴がいるかもしれない。ペット担当の人を見つけてハムスターが何匹いたのか聞いてみた。そしてハムスターを数えるとまだ一匹少ないことがわかった。

あと一匹はどこにいるんだ?このまま見つからずに食品に被害が出たら大変だ。ん?食品?ハムスターもネズミだ。最初にお米販売コーナーで見つけたハムスターを思い出し、再びそこへ向かった。


ハムスターちゃん、頼むからいてくれよと願いながら探すと予感は的中!しかし今までの中で一番元気が良くてなかなか捕まえられない。十分くらい格闘しようやく捕まえたその瞬間…

ガブッ!

ハムスターが捕まえていた私の手を噛んだ。私は痛さのあまり思わず手を離してしまった。ハムスターは私の手の高さから床まで落ちて行った。

やばい、また逃げられてしまうと思ったが心配は要らなかったようだ。落ちた距離が結構な高さだった為か、ハムスターは床で失神していた(笑)。


私は失神したハムスターを手のひらに乗せて余裕でペットコーナーへと歩いて行った。途中でハムスターは目を覚ましたのだがそれ以上の抵抗はしなかった。なんとなく「もう噛みません」と目で訴えているように見えた。

私は勝ち誇ってこう言った。「ビックリしただろ。でもオマエが悪いんだよ」と。ま、一番悪いのはフタを開けた小学生のガキなんだけどね(笑)。

(2000/09/30)

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